遺留分侵害額請求（遺留分減殺請求）

相続では、一定の相続人に最低限認められている遺産取得分があり、これを遺留分といいます。
遺言や生前贈与によって、特定の相続人が財産を多く取得しているような場合は、遺留分を主張することで、侵害された分を取り戻すことができる可能性があります。
遺留分の請求方法は、特に決まった形式があるわけではありませんので、遺留分を請求する旨を口頭で伝えてもいいのですが、そうすると、証拠として残らず、後からトラブルになるおそれがあります。
そのため、遺留分侵害額請求をしたことが証拠として残る形で対応することが望ましいです。
また、遺留分の請求をする際は、正確な遺留分の金額を算定しなければいけませんが、遺留分の計算は複雑なため、慣れていない方が行うのは容易ではありません。
そこで、遺留分侵害額請求を適切に速やかに行えるように、専門家に相談することをおすすめします。
まずは相談をして、見通しなどが把握できると、どういった対応をすればいいのかなどが明確になるかと思いますし、依頼した場合の費用の見通しを確認することで、専門家に任せるかどうかも検討できるかと思います。
遺留分でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。