民事信託・家族信託

民事信託は、自分の財産を信頼できる人に託して、管理や運用、処分をしてもらう制度です。
３世代先の承継先まで指定できる点も、民事信託の特徴の一つです。
財産管理・財産承継の制度ですので、相続の生前対策や認知症対策として利用することができます。
同じような言葉で、家族信託というものがありますが、これは民事信託と同じ意味で使われることが多く、財産管理を家族に任せる信託という趣旨で使用されることがあります。
民事信託は、財産を託した人が、どのように財産を運用・管理してほしいのかを決めることができ、その内容も柔軟に決められます。
そのため、どのような狙いで民事信託・家族信託を利用しようと思ったのか、その狙いが達成できるような内容になっているかという点が大切になってきます。
柔軟性の高い制度だからこそ、具体的にどのような内容にすればいいのか分からず、悩むこともあるかと思います。
まずは専門家に相談し、希望を伝え、民事信託が適切なのかを確認されるとよいかと思います。
民事信託が想定していたような生前対策にならず後悔することのないように、村上で民事信託・家族信託をお考えの際は、お気軽にご相談ください。