村上で相続でお困りの方はご相談ください。

１　相続人や相続財産をまとめておく

　相続は関係者が複数名おり、相続財産も複数あるケースが珍しくありません。

　相談する際に、登場人物が複数名いると、内容を順序立てて話をしないと伝わりにくく、登場人物の関係性が誤って伝わってしまうおそれがあります。

　誰がどのように関係しているのか、相続財産はどれぐらいあるのか、どのような遺産があるのかといった点を正確に把握できていないと、的確なアドバイスやご提案をすることができません。

　思いつくまま相談してしまうと、何らかの情報が漏れてしまったり、うまく伝わらず誤解が生じてしまうかもしれませんので、これを防止するため、事前に相続人が何人いるのか、どのような遺産があるのか等を簡単にまとめておくとよいかと思います。

　親や近親者が亡くなると相続が発生しますが、行わなければいけない相続手続きは複数あり、それぞれの必要書類を準備したり、家庭裁判所に申立てをしたり等、何かと手間がかかります。

　加えて、手続きの中には期限があるものもありますので、スムーズに進めなければいけません。

　そのため、忙しくて相続手続きに割く時間がないという場合は、専門家に相談し、手続きを一任することをおすすめします。

　煩雑な相続手続きを任せることで、相続にかける時間を削減でき、効率よくスムーズに相続を行うことができます。

２　相続人の人数が多い

　相続人の人数が多い場合、まず誰が相続人なのかを確定させることが大変ですし、取り寄せる戸籍謄本類も多くなります。

　手続きが煩雑になりますので、ご自身で行うよりも、専門家に任せてしまった方が、相続における負担を軽減できます。

３　相続で問題が発生した

　相続人同士でのコミュニケーションがうまく取れない場合や、意見が対立してしまった場合は、問題が深刻化してしまう前に、一度弁護士に相談されることをおすすめします。

　弁護士は依頼者の方に代わって交渉することができますし、法的な観点から適切なアドバイスや提案を受けることも可能です。

４　不動産を相続した

　不動産を相続した場合は相続登記が必要です。

　相続登記は、不動産の名義を変更する手続きで、法律でルールが決まっており、正確な手続きが求められます。

　相続登記は専門家に依頼することができますので、任せてしまった方が、手間を省くことができますし、登記漏れを防ぐことができます。

　相続が発生すると、様々な手続きが必要になります。

　手続きに必要な書類を過不足なく集め、提出書類を作成し、決められた場所に提出するという一連の流れを、手続きごとに行わなければいけません。

　相続手続きに詳しくない場合、どのような資料を集めなければいけないのか、どのように集めればいいのか、どのような内容を記入すればいいのか、どこにどのような形で提出すればいいのかといったことを、調べることから始めなければいけませんので、負担が大きいかと思います。

　相続を専門家に依頼すれば、相続手続きを一から自分で調べる労力をかけずに済みますし、手続き上の負担を軽減できます。

２　適切に手続きを進められる

　相続手続きで、万が一、提出資料などに不備があると、修正が必要になり、手続き完了までにさらに時間がかかってしまいます。

　専門家に相続手続きを任せることで、そういったリスクを回避できます。

　また、相続手続きの中には、期限が決まっているものもあるため、期限内に対応できるように計画的に進めることも大切になってくるのですが、何か予期せぬことが生じた際に、ご自身でスケジュール管理をされているとうまく対応できず焦ってしまうかもしれません。

　相続に詳しい専門家に相続手続きを一任していれば、適切に対応してもらえます。

　相続の専門家として、司法書士、行政書士、弁護士、税理士が挙げられます。

　専門家はそれぞれ得意分野をもっておりますし、対応できること、できないことがあります。

　例えば、司法書士は相続登記を得意としており、弁護士は紛争案件に対応できます。

　このように、専門家によって得意分野や対応できることが異なりますので、誰に相談しようか迷っている場合は、相談したい内容を取り扱っており、尚且つ、その内容を得意としている専門家を選ぶとよいかと思います。

２　他の専門家と連携できる体制が整っていると安心

　相続財産の中に不動産が含まれていることは珍しくありませんし、相続を行う際は税金のことを考慮することも大切です。

　他の相続人と交渉を行わなければいけない場合も出てくるかもしれません。

　このように、相続が始まると様々な手続きが発生しますし、複数の専門家が関与することになる場合も少なくありません。

　その都度、各専門家に相談するのは手間がかかってしまいます。

　他の専門家と連携できる体制が整っているところであれば、スムーズに相続を進めることができますので、安心です。

３　丁寧な説明と明確な費用体系

　できる限り分かりやすい説明を心がけ、丁寧に対応してくれるところであれば、相談しやすいかと思います。

　また、費用体系が明確で、依頼した場合の費用の見通しをしっかりと説明してくれるところであれば、信頼して任せることができるのではないでしょうか。

　加えて、実際に相談をしてみて、専門家の人柄なども確認し、相性の良い専門家をお選びいただくとよいかと思います。

　多くの事務所では、事前に専門家との相談日を調整し、調整した日時に実際に相談する方針かと思います。

　飛び込みで事務所を訪れても、専門家が不在にしていたり、別の予定が入っており時間が取れなかったりする可能性が高いため、まずは事前に問い合わせることをおすすめします。

　問い合わせた際、当日に持って行った方がよい資料等があるかを確認しておくと、スムーズかと思います。

２　実際に専門家に相談する

　相談は無料で承っているという事務所も多いかと思います。

　中には、時間を設けており、３０分無料としているところがあったり、初回は無料だが２回目以降は相談料が発生するところがあったりと、料金設定は事務所ごとに異なります。

　事前にきちんと確認しておくと安心です。

　相続は、関係者が多くいる場合も少なくありませんので、相談前に関係者を洗い出しておくと、当日の相談がスムーズに進むかと思います。

３　依頼するかどうかを検討する

　実際に相談してみないと、専門家の人柄や雰囲気というものは分からないかと思います。

　見通しや費用等も確認できるかと思いますので、それらのことを含めて、実際に依頼するかどうかをご検討ください。

　相続のご相談の内容によっては、家族のご事情に深く立ち入る場合もありますので、信頼関係を築けるかどうかは大切なポイントかと思います。